哲学者・鶴見俊輔（１９２２－２０１５）の思索と行動の原点を刻む最初の主著、没後10年（２０２５年）にむけて待望の復刊！　 太平洋戦争後の廃墟のなか、哲学者としての活動を開始する20代の鶴見俊輔は、19世紀米国の「南北戦争」の傷口から生まれたプラグマティズムの思考から、何を受け取っていくのか？　『鶴見俊輔伝』著者・黒川創による詳細な解説をあらたに付す。四六判上製、400ページ。2024年12月上旬刊行。